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執筆者の写真中央大学 父母連絡会 福島

2020/05/14 父母連絡会事務局のご紹介



中大生の保護者の集まり「中央大学父母連絡会」、

その事務局のご紹介です。

※公益財団法人私立大学退職金財団の記事から抜粋しました。 ※主な写真は、父母連絡会福島県支部のものを掲載しました。

保護者の「熱意」をカタチにして現役生に還元する

『中央大学父母連絡会事務局』

入学式(多摩キャンパス)2019/04/02


~独自の予算で実現させた「ご当地丼フェア」

中央大学は、多摩キャンパスに4階建ての「学食棟」(正式名はヒルトップ’78)をもつなど、学食が話題になることもしばしばですが、父母連絡会が食育支援を企画したのには何か理由があるのでしょうか?

「中央大学は、約3割の学生が地方出身者です。一人暮らしで朝食をとらないという学生も多く、栄養のあるものを安く提供したいという親心と、全国の特産品を使ったご当地グルメについて知って食への関心を高めてほしいという思いから、この企画は生まれました」

(公益財団法人私立大学退職金財団のサイトより


~キャンパスの最新情報が定期的に自宅に届く

もともとは保護者と大学との情報交換を行う恒常的な組織を目指して、1983(昭和58)年に設置されたという「中央大学父母連絡会」。当初は任意加入でしたが、会員による全国的な支部づくりが活性化し、学内外から父母連絡会の充実を求める声が高まったため、1988(昭和63)年から学部在学生の父母全員が加入することになりました。

「主な活動内容としては、父母懇談会の開催、キャンパスライフ体験会の開催、スポーツの応援、機関誌の発行などがあります。」

父母連絡会機関誌「草のみどり」


「父母懇談会&支部総会」(福島県支部)2019/06/30


「キャンパスライフ体験会」でのキャンパス見学会(多摩キャンパス)2019/11/02


~中央大学に通う子を持つ親同士のコミュニケーションの場

「よく高校のPTA活動の延長なのではないかと聞かれるのですが、それとは違います。保護者に大学の近況や学生生活の様子をお伝えすることは当然ですが、中央大学に通う子を持つ親同士のコミュニケーションの場として活用していただけたらと考えています」


~保護者一人ひとりが中大応援団の一員

各支部は、最低限のルール以外は、活動内容や目的、役員数などが任されていて、それぞれ独自のやり方で積極的に活動しています。

「事務局が運動部の試合スケジュールを提供すると、支部役員の方がそれを見て、『みんなで応援に行こう』と自主的に動いてくれます。他の支部と連携して、合同でスポーツ応援などに行くこともあります。例えば箱根駅伝の予選会には、北は北海道、南は熊本から、OB・OGの数をはるかに上回る父母連絡会の支部の方々が応援に駆けつけてくれます。」

「箱根駅伝予選会 応援」2019/10/26

「箱根駅伝予選会 応援」(福島県支部)2019/10/26


~保護者同士がコミュニティを形成し、主体的に活動している

「親も中大卒」というのならまだしも、熱心に活動する方のなかに、自らも中央大学で学んだという方はほとんどいません。「子どもを同じ大学に通わせている」という共通点のみによって、保護者同士がコミュニティを形成し、主体的に活動しているのです。そのモチベーションについて、「学生との距離感の近さが、親御さんを中大ファンにさせているのでは」と言います。

「子どもが大きくなり、巣立っていくことはうれしい半面、寂しい気持ちにもなります。地方在住で、子どもを送り出した親御さんにとってはなおさらです。まずは親同士が仲良くなって楽しんでほしい。私たちは、そのきっかけとなる“場”を提供させてもらっているのです」


~交流の“場”を

近年、保護者と大学の関係は密になっています。かつては、大学の入学式や卒業式に出席する親は少数派でしたが、最近はそうとは言い切れません。また、成績や就職先に関する問い合わせも増えるなど、大学に対する保護者の関心は年々高まるばかり。

その一方で、“うちの子は大学や将来のことを話してくれない”と悩む保護者も増えています。「保護者と大学」「保護者と子ども」「保護者同士」と、それぞれにおけるコミュニケーションを円滑にするためにも、父母連絡会に求められる役割は今後も広がっていきそうです。


「本学の特徴を示す言葉に、『家族的情味』というのがあります。一人ひとりの顔が見える親身な教育を通じて、教員と学生、保護者を加えた三者が親しみと信頼関係を築くという意味なのですが、私たちはそれを具現化したいと考えています。保護者の方に、大学を中心としたお子様の生活を伝えるのがわれわれの使命。動画を活用するなど、手段は変わっていくかもしれませんが、これからも思いは変えずにやっていきたいと思います」

「箱根駅伝 応援」2020/01/03

「箱根駅伝 応援」(福島県支部)2020/01/03


▼全文は、リンク先URLにてご覧ください。

※公益財団法人私立大学退職金財団(2019.08.05) ---

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