前回(1964年)の東京五輪で、
マラソン銅メダリストとなった円谷幸吉さん。
多くの方々がご存知と思います。
円谷幸吉さんは、
福島県須賀川市出身です。
須賀川高校卒業後に陸上自衛隊に入隊し、
郡山駐屯地に配属となり、同僚と二人で陸上部を立ち上げたそうです。
その後に実績が認められて陸上自衛隊体育学校に入り、
1964年の東京オリンピックのマラソン競技で銅メダルを獲得しました。
このときに国立競技場で日の丸が掲揚されたのは、メダルを獲得した日本選手では円谷幸吉さんだけでした。さらに男子10000mと合わせて2種目入賞も果たしました。
このメダル獲得時には中央大学経済学部(夜間部)の学生でもありました。
中央大学は箱根駅伝6連覇達成の記録継続中でしたが、
箱根駅伝に出場することは、自衛隊体育学校との二重登録などの壁のために実現しなかったそうです。
▼円谷幸吉さんの生涯を描いた絵本がコチラからダウンロードできます。(PDF形式7.2MB)
「円谷幸吉メモリアルホール」が須賀川アリーナにあります。
ご家族によって円谷幸吉記念館として長い間公開されてきたものを、須賀川市が円谷家の意志を引き継ぎ、円谷幸吉選手の偉業を後世に伝えるために開設しました。
※2021年10月中旬まで改修のため、須賀川アリーナ内の1階に仮設展示しています。
→10月17日(日曜日)にリニューアルオープンしました。(この記事中の写真は仮設展示時に撮影したものです。)
▼「円谷幸吉メモリアルホール」
「円谷幸吉メモリアルパーク」が須賀川市内にあります。
▼「円谷幸吉メモリアルパーク」
須賀川市では円谷幸吉さんのお名前を冠したマラソン大会が毎年開催されています。
▼「円谷幸吉メモリアルマラソン大会」公式webサイト
今回2021年の東京五輪の陸上では、円谷幸吉さんと同じ須賀川市出身の相澤晃選手(男子10000メートル)が注目されました。
東洋大学4年時には、箱根駅伝などの大学三大駅伝(出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝)のすべてで区間賞を樹立した方です。
↑須賀川市役所
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▼ #中央大学父母連絡会福島県支部 webサイト
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